さらさらすべすべで滑らかなお肌・・・
と思われがちな赤ちゃんのお肌ですが、
実際には乾燥していると思ったら脂っぽい、
天気のように移り気な、非常に繊細なお肌です。
お母さんの黄体ホルモンを受け継いで、
新生児期〜2ヶ月は皮脂量が多く脂っぽく、
いわゆる新生児湿疹が気になる頃でしょう。
それを乗り切るとだんだんと湿疹が引いてツルツルなお肌に・・・
と思ったのもつかの間、
生後4ヶ月頃が一生で最も皮脂量が少なく、
お肌が水分を引き止めておく ことが難しくなります。
お肌の乾燥が免れない時期に突入します。
その後はだんだんと皮脂量が増えていき、
桃のようなもっちりとした肌になっていきます。
(1歳の息子の肌ったら!つきたてのもちのようです。)
以上のことは、
私の読んだ文献と、
私の子供達の肌の状態を照合して
合致した事実でした。
もちろん例外はあります。
赤ちゃんも赤ちゃんのお肌も十人十色です。
ただ、知っていて欲しいのは、
赤ちゃんの肌の状態は時間と共に変化すること、
それが当たり前だということです。
そのことを知っているかいないかで、
スキンケアの意味は変わってきます。
「湿疹が出て当たり前な時期」に、
むりやり湿疹を止めるお薬を塗布するべきでしょうか。
「乾燥して当たり前な時期」に、
うちの子、お肌がとっても乾燥してるわ、
と焦って保湿剤をたっぷり塗るべきでしょうか。
赤ちゃんの本来持っている力を信じてみませんか。
自分でツルツルピカピカになる力を、
赤ちゃんはきっと持っていると思うのです。
その力を手助けするのがママの「手当て」。
その名の通りマッサージです。
赤ちゃんの力を発見するきっかけ、
お母さんの知恵をちるちるは作りたいと思っています。
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